京の夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか?
今回は京都の夏の風物詩、「五山の送り火」の火床に行ける
大文字山
を紹介します。
五山の送り火と大文字山
毎年8月16日の行われる「五山の送り火」。「大文字焼き」とも呼ばれるます。お盆の精霊を送る京都の伝統行事です。京都を囲む5つの山に「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に点火されます。最初に点火される「大文字」は文字が細長く、優美なのが特徴だそうです。
ハイキングルート
銀閣寺→大文字火床(35分)
大文字火床→大文字山頂(15分)
大文字山頂→蹴上(1時間50分)
蹴上→銀閣寺(哲学の道45分)
スタートは銀閣寺からでも蹴上駅からでも可能です。
トータルで3時間30分程のコースですが
「そんなには歩けない!!でも絶景は見たい!」
という方は銀閣寺から大文字火床の往復でも絶景を楽しめます。
大文字山ハイキングの魅力
京都を一望できるダイナミックな眺望
下から見上げることが多い大文字山ですが、火床からは京都の街を一望できます。天気が良ければ「あべのハルカス」まで望むことができるそうです。初めて登った人は必ず「すごー!!」と声を上げてしまいますよ。
1時間かからずに絶景に会える
銀閣寺から火床まで35分程度。とても手軽に登れるので京都観光のついでに行けちゃいます。この長ーい階段さえ耐えれば絶景が広がります。
火床をまじかで見ることができる
開けた中腹には大の字の中心が!「何百年も前からここに火が灯されてきたのかー」ちょっと感動します。
名所を巡ることができる
京都と言えばお寺!古都京都もしっかり味わえます。
銀閣寺(東山慈照寺)
日本人なら誰もが知ってる世界遺産。足利義政が営んだ山荘東山殿。落ち着いた佇まい。綺麗な庭園。「京都に来た!」と感じさせてくれます。
南禅寺
日本一の格式をもつ禅寺。重厚感漂う三門、四季折々に様々な表情をもつ庭園…心を清らかにしてくれます。
SNS映えスポット
京都でSNS映えスポットとして有名なのが
蹴上インクライン
南禅寺の近くにある全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡です。
線路沿いには桜の木が植えられており、春には満開の桜通りが現れます。
南禅寺の水路閣も人気のフォトスポット!ノスタルジックな世界が広がります。これは見る価値あります。
グルメもショップも充実
京都はお寺巡りと同じくらいグルメ巡りに最適!美味しいこだわりのお店がたくさんあります。コース周辺で私の気になるお店をいくつか紹介します。ルート地図にお店の印も付けていますので参考にして下さい。
銀鶴堂
2019年6月29日にリニューアルオープンした新しいお店。私もまだ訪問出来ていませんがセレクトショップに飲食スペースが併設されているそうで「めっちゃオシャレ!」
抹茶と綿菓子を使った抹茶ラテ。飲んでみたーい!!
青おにぎり
哲学の道から少し離れますが、是非行ってほしい「おにぎり屋さん」。羽釜で炊いた熱々のお米をひたすら握るストイックな店主。渋目の外観。おにぎりの定番ネタからキーマーカレーやクリームチーズを使ったネタまで、どれも絶品!
よーじやカフェ
あぶらとり紙で有名な「よーじや」。店内は畳で窓から見えるお庭も素敵。お寺でお茶を頂いている雰囲気です。ここに来たらやっぱりこのラテ頼んじゃいますねー。
ブルーボトルコーヒー
南禅寺の参道にあります。美味しいコーヒーはもちろん、ここの魅力は 京町家をリノベーションして作った店内。かなりシャレております。土日は大行列になっていることも。朝8時からオープンしてます。
私のおすすめ
銀閣寺から蹴上からどちらからスタートしても良いのですが、私は蹴上駅からスタートすることが多いです。なぜかと言うと…
ブルーボトルコーヒーへ行きたいのと
蹴上インクラインでゆっくり写真を撮りたいから。
いつも行列のブルーボトルコーヒーですが朝8時から開いてるので朝は比較的に空いています。まだハイキングスタートしてないけど、とりあえず朝の1杯を満喫します。(笑)そして蹴上インクラインと南禅寺の水路閣。ここもすごく人気なので昼間となればすごい人!出来たら人の少ないうちに写真を撮りたいの朝早めに行くようにしています。
まとめ
【大文字山】
京都府京都市
登山レベル:★★☆☆☆☆
歩行時間:3時間25分
アクセス:電車・バス
駐車場:コインパーキングあり
いかがでしたか?春の桜、夏の新緑、秋の紅葉…季節によって色んな顔を見せてくれる京都。自然も名所もグルメも満喫できる大文字ハイキング。一度訪れてみてください。